美しさを追求する歯科医療

審美歯科

審美歯科とは

審美歯科とは、美しさを追求する歯科医療。 「審美」という言葉の響きから、どのようなことを想像されるでしょうか。
美容整形やエステ、などのイメージが湧くでしょうか。
審美歯科(しんびしか)とは、美しさに焦点を当てた総合的な歯科医療分野の事を指します。
見た目と機能を両立させることが治療の目的になります。

審美歯科の具体的な治療例

1. セラミックなどの特殊材料によるかぶせ物
2. 歯の色を改善するホワイトニング
3. 歯についた汚れを落とすクリーニング(PMTC)

健やかで豊かな生活へ導きます。
一言に審美歯科といっても、単純に見た目をきれいにするだけが目的ではありません。
審美歯科治療によって、正常な咬み合わせを作り出し、身体の機能をあるべき状態へ導くこともできます。
また、歯にコンプレックスを持っていて人と話し辛い、思いきり笑えない、という方の悩みを解消することも、審美歯科の重要な役割の一つです。

きれいと健康は表裏一体
人の身体において「きれい」ということと、「健康である」ことは表裏一体のものであり、特に歯においてその美しさは、機能美であることが多いと考えられます。
様々な機械や車、電車なども力学的に考えられ、効率良い設計をされた場合に同時に美しさを併せ持ってしまうことに気づくことがあります。
だからこそ近年 審美歯科の需要が高まっているのです。
元来、歯は「生体鉱物」と言われる特殊な身体の組織、器官であり、その機能を果たすために細胞の一つ一つが確実な配置をとって構成されています。
機能を果たすために最適な形態を持っているものなのです。
そして審美歯科はその最適な形態になるべく近づけることを目的としています。
きれいと健康は表裏一体

審美歯科の目的も、他の一般的な医療行為と同様、ひとりでも多くの方が豊かな日々を送ることができるよう、健やかな身体づくりに貢献することにあります。歯についてお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

被せ物(クラウン)

オールセラミック(PFZ)

オールセラミック(PFZ)

メリット
・天然歯と見紛う白さと美しさ自然さを再現
・長持ち変色しにくい
・金属アレルギーでも使用可
デメリット
・強い衝撃で破損する事がある

メタルボンド

メタルボンド

メリット
オールセラミック(PFZ)で対応できない大きな装置にも使用可能
デメリット
・内側に金属を使用しているため光の透過性はやや劣る

フルジルコニア

フルジルコニア

メリット
・保険適用が可能なため、費用を抑えられる
デメリット
・金属アレルギーの恐れがある
・見た目の美しさが低い
・とにかく汚れが付く

金銀パラジウム合金

金銀パラジウム合金

メリット
・保険適用が可能なため、費用を抑えられる
デメリット
・金属アレルギーの恐れがある
・見た目の美しさが低い
・とにかく汚れが付く

詰め物(インレー)

オールセラミック

オールセラミック

メリット
・保険適用が可能なため、費用を抑えられる
デメリット
・金属アレルギーの恐れがある
・見た目の美しさが低い
・とにかく汚れが付く

ジルコニア

ジルコニア

メリット
・天然歯に近い白さを再現することが可能
・金属アレルギーの方も使用可
・変色しにくい
デメリット 
・欠ける可能性はある

ゴールド

金

メリット
・変色しにくい
・割れにくい
・「オールセラミック」より費用を抑えることができる
デメリット
・色に制約あり

審美歯科の基本的な流れ

審美歯科治療を行うにあたっての大まかな手順をご紹介します。
歯の症状、ご予算、患者様のご希望により方法は様々ですが、ここではどの治療にもあてはまる基本的な流れをご紹介します。

1.カウンセリング

悩みをもっている部分についてよくお話しをお聞きし、どの治療法が適当であるのか、その利点と弊害について、治療時間・期間、費用についてしっかりと説明致します。納得のいくまでいくらでも質問して下さい。

2.診断

レントゲン撮影や、歯周のポケット診査などを行って根本的な病気の有無を診査します。虫歯や、歯周病といった病気がある場合には、審美治療の前にそれらの治療を優先させることもあります。

3.虫歯治療などの基本的な治療

虫歯や歯石のクリーニングが必要であれば、それらお口の中の病気自体を治療することが先決です。きちんとした組織に戻してから審美治療を行います。

4.ホワイトニングや歯の形成・型取りなどの治療

お口の中が健康な状態になったら、薬液を使用するホワイトニングや、歯の型取りなどの治療を行います。

5.治療完了

納得のいく色や形に仕上がっているかをご確認します。ご満足いかない場合には、具体的に気になる部分についてお申し付け下さい。

6.メンテナンス

一度きれいになっても、歯をそれまでと同じ扱いをしていては元に戻ってしまうこともあります。定期的に歯科医院でのメインテナンスに通い、日ごろのご自身のお手入れも欠かさないように気をつけましょう。